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タイヤの交換時期
2016年10月18日

タイヤ交換のサイン

みなさんこんにちは さて今日はタイヤについてです。 このタイヤの重要性は知られているところですが、改めて路面と車をつなぐ唯一の部品となるがタイヤです。 と聞くと、そう言われればそうですね。というお客さんも少なくはありません。   ということで、タイヤ交換のサインについてご紹介します。   だいぶ減ってます。 赤枠の中に黄色で塗り潰した箇所がありますが、ここが残り溝が少ないですよのサイン。 スリップラインというヤツですね。 各溝に並列でついています。 真ん中は若干残っているようです。 両端の横溝は摩耗してなくなっています。   写真でみると、3本の縦溝があり、新品だと完全に4つのブロックに別れます。 タイヤが減ることで、このブロックがつながるところが出てきます 車検の基準はタイヤ溝が1.6mm以上あることなので、この状態だと車検も不合格ですね。 今回は車検での入庫ではありませんが、車検云々というより危険なので交換しましょう。   タイヤの外側が大丈夫でも、内側は減っているということもありますし、真中だけ減っている事もあります。 これは部品や空気圧の問題などが絡んできますので、また次回にでもご紹介します。   タイヤについての疑問やお悩みなどもご相談ください。     オーナーズショップツカモト 住所 〒836-0004 福岡県大牟田市大字手鎌355-2 TEL 0944-57-0128 営業時間 9:00〜18:00 定休日 第1・3・5の日曜日および祝日 アクセス 西鉄銀水駅より徒歩3分 当店Facebookはこちらから http://bit.ly/29IwjPB

タイロッド交換
2016年10月17日

≪修理事例≫ステアリングタイロッドのガタ

皆さんこんにちは。   運転していてハンドルに違和感を感じたことはありませんか? 今回はこの違和感の原因の一つをご紹介します。   ハンドルを切るとタイヤが左右に向きを変えますが、このために必要な部品にガタが出てくると違和感を感じたりします。 軽度であれば感じない事も多いので車検の点検で発見されることもしばしばあります。   ステアリング操作時に音が出るようになったり、ステアリング操作と車体の動きにズレを感じるようならこれが原因かもしれませんよ。 ガタが大きくでると危険性が増すので車検を通すためには交換が必要になります。   部品単体で見るとこんな感じです。     タイロッドは交換したら終わりではありません。   車の直進性能に関係するので、交換後にタイヤがまっすぐ転がるかの検査を行います。   当店にはテスターがあるので、それを使って計測します。     写真を見ての通り目盛にはGOODからBADまでの範囲があるので、GOODの範囲にあれば車検もOKとなります。 今回はギリギリOKの範囲に入っていましたが、BADになっていることもあります。 余裕でOKの範囲に調整して、ステアリングタイロッド交換作業の終了です。 BADのままで使っていると、まっすぐ走らなかったり、タイヤの肩減りが出たりと大変です。 ですが設備を置かないとここまでの調整は難しいです。 同じ交換修理でもどこまでできるかはお店によって変わります。   車に違和感を感じたら、まずはご相談ください。       オーナーズショップツカモト 住所 〒836-0004 福岡県大牟田市大字手鎌355-2 TEL 0944-57-0128 営業時間 9:00〜18:00 定休日 第1・3・5の日曜日および祝日 アクセス 西鉄銀水駅より徒歩3分 当店Facebookはこちらから http://bit.ly/29IwjPB

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2016年10月15日

乗用車の積載量

前回、貨物車の最大積載量について触れましたので、今回はあまり意識されていない乗用車の積載量について触れてみたいと思います。   乗用車の場合は、荷物を載せるというより人を乗せる事を主たる目的とされているため、積載量という概念がありません。 そのため車検証にも貨物車のように最大積載量という記載がありません。 しかし、記載がないからと言っても安全を確保するための理想量や許容範囲があります。   一般的には、乗車定員プラス手荷物程度が目安とされています。 一人当たりの体重は55kgで想定されており手荷物は一人当たり10kg つまり5名乗車の車の場合は(5×55)+(5×10)=325㎏が乗車員重量を含む最大積載量となります。 なので、2名(110kg)で乗っている時の積載量は二人分の体重を減らした215㎏までが理想となります。 もちろん体重には個人差があるので、大きめの方が乗る場合はそれ以下の積載量になります。   乗用車の場合は荷物を積むスペース自体がさほど広くないので、小さいけど重いものを沢山積むようなことでもなければ大丈夫かもしれませんね。 ただし、やはり片方に偏った荷物の載せ方などは、車に対する負担の偏りにもなるのでお勧めできません。 また、最近は助手席や後部座席に荷物を置いている方も多いようですが、事故など万が一の際には積んでいた荷物が原因で怪我することもありますので、やはり荷物はできるだけトランクスペースに置くようにすることをお勧めします。   オーナーズショップツカモトはお客様の安全運転を応援します。 何か良い方法はないか?など思われた時はお気軽にご相談ください。     オーナーズショップツカモト 住所 〒836-0004 福岡県大牟田市大字手鎌355-2 TEL 0944-57-0128 営業時間 9:00〜18:00 定休日 第1・3・5の日曜日および祝日 アクセス 西鉄銀水駅より徒歩3分 当店Facebookはこちらから http://bit.ly/29IwjPB

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2016年10月14日

積載量を守るべき理由

皆さんこんにちは。   交通違反でキップを切られた!なんて経験がある方も多いのではないでしょうか。 スピード違反や一旦停止無視、交通違反にも色々とありますが、今回は過積載に関することです。   貨物車には最大積載量が設定されているのはご存知でしょうか。 この設定された積載量を超えて荷物を載せている状態を過積載と呼びます。 その状態で走行していると違反となりますので注意が必要です。   とまぁ違反になるから注意と言ってしまいがちなのですが、本当はトラブルや事故をおこさないために積載量を守るよう注意が必要なのです。 それを守らず違反車両として捕まれば、減点などのペナルティがありますよって話です。   過積載の違反車両が減らない現実は業務的理由もあると思いますが、過積載が原因となるトラブルの怖さを知らないというのもあるのではないでしょうか。 知れば注意力も少しは高まると思いますので、以下にご紹介します。   ・振動で車軸(ハブ)が破断する ・クリップボルトが折損して車輪が外れる ・タイヤが破裂(バースト)する ・ブレーキが効きにくくなり、フェード現象が起こりやすくなる ・旋回性能が下がり、カーブで曲がりにくくなる ・重心が高くなるので、車両が横転しやすくなる   などが挙げられます。   お分かりのように、これらのトラブルが起きれば他人を巻き込む事故になる可能性は高いですよね。   自分の車の前にタイヤが飛んできたら驚きますよね。 驚いて終わりならラッキーですが、ぶつかりでもしたら大変です。   自分のタイヤが外れて他人の車に当たったらどんな責任が発生するでしょうか。 保険に入っているから大丈夫という問題ではないと思います。 被害者も加害者も心に傷を残して生きていくことになりかねません。   社会のため、そして自分や家族のためにも安全確保を心がけましょう。   個人の方で貨物車を使用するのは、引っ越し作業や農作業などでしょうか。 日常的に使わない分、忘れがちになりますのでご注意ください。 貨物車を使用の際は、車検証以外にも車の後部に最大積載量のシール貼付または記載が義務付けられていますので見てみてください。   また乗用車には最大積載量という概念がないため記載もありませんが、だからといってどれだけ積んでもいいとうわけではありません。 先ほど書いたように、安全確保に対する注意が必要なわけですから、ある程度の範囲にとどめるべきです。   次回はあまり意識されない乗用車への積載の許容範囲について書きたいと思います。     オーナーズショップツカモト 住所 〒836-0004 福岡県大牟田市大字手鎌355-2 TEL 0944-57-0128 営業時間 9:00〜18:00 定休日 第1・3・5の日曜日および祝日…

ベアリングの破損
2016年10月13日

≪修理事例≫ベアリングの損傷

皆さんこんにちは。 自動車の運転していてゴロゴロやゴォーゴォーといった音が気になったことがありませんか? 自動車の部品が本調子でないと以前はなかった音が出たりします。 つまり車の部品に何かしらの異常が出ている証拠です。 しかし、運転していても音以外の異常を感じないのでそのままにているお客様も少なくないようです。 ところがこの症状、最悪の場合は走行時に回るべきタイヤが回らず走行不能に陥る可能性もあります。 最悪のパターンで大惨事になる前に修理をすることをお勧めします。   そこで今回はこの音の原因の一例をご紹介します。 それがハブベアリングと呼ばれる部品です。 タイヤと車体をつなげる部分に付いている部品で、タイヤの回転とともに回っています。 つまり車の動きに連動してグルグル回っていますので、車の速度で音の感じも変わったりします。 ご自身で確認する時は耳を澄まして聴いてみてください。   この部位は車検にも影響します。 といっても先述した音がというよりタイヤをしっかり固定できないガタが問題になります。 つまり少々の異音という症状が出ていても車検は通ってしまうわけです。 故にそのまま通すか交換しておくかはお客様の判断になるケースもあります。 言われたこと無いから大丈夫と思っていたらそれは危険な思い込みかもしれません。 車検に影響するガタがないために、異音の確認がされていない場合もありますので。   わかりやすい写真を撮っていたのでご紹介します。     左が汚れてますがまだ無事な状態のベアリング。右が損傷したベアリングです。 二重の輪の中にボールとグリスが入っていてボールを軸に輪っかが回転するのですが、中にあるはずのボールが所々なくなっています。 本来は外れないサイズのボールですが、摩擦で削られて小さくなるとポロリと外れてしまいます。 これではスムーズに回転するはずもありませんね。 こんな状態で走行していたのかと思うとゾッとしますよね。 破損した部品をまざまざと見ると誰しもがそう思われます。   整備のタイミングは車検時にこだわらず、異常を感じたらすぐに行うことをお勧めします。   さて、ここからはトラックや箱バンなどですが、当店で車検時に行っている予防整備についてです。 リアのブレーキを分解すると、こんな状態です。   この車はリアブレーキがドラム式というタイプなので、ブレーキパッドではなく、ブレーキシューというものが組み込まれています。 オイル漏れやシューの消耗状態などを点検し、問題がなければ、清掃・調整をして終了。 車検整備はこれでOKなんですけど、今回は予防整備でベアリンググリスも入れ替えます。(エコノミープランは除く)     さっきのとは形状が違いますが、これもベアリングです。 金属が痛む原因は概ね金属同士の摩擦です。それを防ぐ役目もあるのがグリスです。 このグリスを新しいものと入れ替えます。 上の写真では黒く汚れていますが、本来は下の写真のような色をしています。     入れ替えを進めると新しいグリスがニョキっと出てきます。     グリスが新しくなればもちろんベアリングの持ちもよくなります。 けっこう汚れるし面倒な作業ですが、こういうところが長持ちの秘訣です。   ハードに使う作業車などは特にメンテナンス次第で長持ちさせることができます。 それは結果的に経費削減にもつながりますよ。…