人的ミスをなくして盗難被害から愛車を守りましょう

みなさんこんにちは。

5月最後の日曜日いかがお過ごしでしょうか?

当店は今日も元気に営業中です。

 

さて、ネットニュースで見たのですが、海外ではスマートキーの弱点をついた新しい盗難方法が出ているそうです。
国内ではまだ未確認らしいですが、同じ手口を使った方法による盗難が国内でも起こるかもしれませんし、もしかしたらすでに起きているのかも?
なんとも残念な話題です。
スマートキーは持ってさえいればいいので、鍵の出し入れや鍵を探すという手間が省かれ便利な機能です。

またキーの抜き忘れもなくなり盗難被害の軽減に一役買っています。
ちなみにその電波範囲は1m程度のため鍵が近くにないことにはドアを開ける事も車を動かす事も出来ないのですが、この微弱電波を増幅させて車両まで届けることで、車両に鍵が近くにあると誤認させ盗難に及ぶ手口のようです。通称「リレーアタック」と呼ばれているそうです。

 

この手口だと、昔のようにガラスを割ったり鍵穴を壊すこともなく、盗難防止の警報機も鳴ることがないので近くにいた人も不審さを感じないでしょうね。
また、自分にも見えていない電波を盗まれるわけですから、気づきようがなくこのままでは防ぎようがありません。
なんで微弱電波を増幅させる機器なんて作るかなぁと思いたくなるところですが、本来はこういう使い方をするために開発されるたわけではないでしょうから結局は人間の使い方次第ということ。それもまた残念でなりません。
メーカーにも対策を検討するよう要請が出されているようですが、開発者の腕の見せ所?になるのでしょうか。早急に解決策が出されることを期待したいですね。

 

少し明るい話題としては、警察庁の自動車盗難認知件数の年別推移を見ると車両盗難件数は2007年31790台から1016年では11655台に減少しているということです。
今でも1万台以上の盗難被害があるのかと思うところもありますが、この10年で半分以下に激減したのは間違いなく、イモビライザーなど盗まれにくい機能の開発や所有者自身の盗難に対する注意の向上が成果として出ているのだと言われています。
昔は鍵の付けっぱなし、抜き忘れなど人的ミスによる盗難被害がけっこうあったようですが、前述したようにスマートキーでは抜き忘れということもなくなりました。
しかし、いくら鍵が手元にあってもエンジンを掛けたまま車を離れたらそのまま持っていかれるのでご注意ください。

しかも最近はETCもあるので、一旦盗難にあうと高速道路まで乗り放題にされてしまいますから。
これからの季節で暑くなると、コンビニ等の駐車場などではエンジン掛けたまま店内に入られる方も見受けられます。
ちょっとだからとの一瞬の油断が一番危険だと思ってご注意ください。

冒頭の新手の盗難対策は難しいですが、被害減少に向けてできる注意は怠らずにやっていきましょうね。

 

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