ブログ

$logo_alt
2017年02月01日

おかげさまで開業30周年を迎えました。

みなさんこんにちは。 2月1日水曜日はいかがお過ごしでしたでしょうか?   オーナーズショップツカモトは、本日おかげさまで開業30周年を迎えることができました。 これも一重に当店をご利用いただいている沢山のお客様のおかげであると感謝するばかりです。   両親が始めたこのお店を現在では息子である私が引継いで営業させていただき30周年まで辿り着きました。 辿り着いたと言うと終着点のようにも聞こえますが、道半ばであることは言うまでもありません。 実は、引き継いだ当初は段取り等が上手くできず本当にお客様にご迷惑をおかけする事もありました。 本当に自分がやっていけるのかと自身を失う日々もある中で、先代からのお客様をはじめ、新たに迎えたお客様のご理解とご協力、そして仲間の叱咤激励が現在の私を形成し、なんとか節目となる今日に来れたなという想いです。   また新たな未来を見つめ、これからの30年を頑張ります。   今から30年というと私も71歳。。。まだ現役で仕事しているのかなぁ いや、その頃には高齢者の定義も変わり、70歳でも普通に仕事をしている時代になっているのかもしれません。 遡って30年前というと私はまだ11歳。スマホでもパソコンでもなく、ファミコンに燃える小学生でした。 今ではその頃になかった物が溢れ、定義やルールが変わったものも沢山あります。 私が就職してからでも時代の移り変わりと共に、自動車業界にも随分と変化がありました。   これからどう変化するのかはわかりませんが、IoTだAiだ産業革命だといった変化に対応できる努力をする人でありお店でなければならないのだと思います。   これからも当店をご利用いただくお客様のために、そして未来のお客様のために安心・安全・快適な自動車を提供していきますので、今後とも末永いお付き合いを頂きますようお願い申し上げます。     オーナーズショップツカモト 住所 〒836-0004 福岡県大牟田市大字手鎌355-2 TEL 0944-57-0128 営業時間 9:00〜18:00 定休日 第1・3・5の日曜日および祝日 アクセス 西鉄銀水駅より徒歩3分 当店Facebookはこちらから http://bit.ly/29IwjPB

エバポレーター損傷
2017年01月23日

≪修理事例≫エアコンの故障

みなさんこんにちは。   この時期にエアコンの故障?と思われるかもしれませんが、冬場でもエアコンのトラブルは発生しています。   まずはカーエアコン(エア・コンディショナー)について少々ご説明しておきます。   エアコンとは、暖房と冷房をコントロールできる今では当然の標準装備ですが、昔は暖房(ヒーター)しか付いていませんでした。 つまり冷たい風は出なかったのです。 そこで、夏場も快適に過ごすためにオプションで冷房(クーラー)が登場しました。 暖房はエンジンの熱を利用するため、そんなに部品の追加は必要ありませんでしたが、冷房は完全に部品の追加となるため高額なオプションだったのです。   エアコンになった今の車はACスイッチ(コンプレッサースイッチ)をONにしていれば設定温度に合わせた風が出ます。 しかし、暖房だけならACスイッチOFFでも効きます。 そこでONにしているとエンジン負荷も増え燃費が落ちるため、冬場はOFFにしている人も多いようです。   つまり、ざっくりですが、冷たい風を出すために必要な部品と温かい風を出すための部品は別物で、暖かい空気を出したいだけなら冷房の機械は使わなくても大丈夫ということなので冷房のための部品のトラブルに気づかないと言ったところでしょうか。   さて、エアコンを構成する部品もいろいろあります。大きな部品ではコンプレッサーやコンデンサー、エバポレーターなど。 それらの部品が一つでも壊れるとエアコンが機能しなくなるので総じてエアコンの故障と言われます。 なので、エアコンの○○の故障と言うのが正しいかと思います。   今回は室内にあるエバポレーターという部品からのガス漏れが故障の原因でした。   こちらが外したエバポレーターです。(と簡単に紹介してますが、これを外すのがものすごく大変なんです。。。)       簡単にいうとこの部品の中にエアコンガスを通すことで部品自体をキンキンに冷やします。 常温の空気がキンキンに冷えたエバポレーターを通過(写真正面から来た風が裏側に抜ける)することで冷たい風に変わります。 その風が吹き出し口から出てきます。(もちろん設定温度が高い時は冷たい風は吹き出し口から出しません。構造的な話はまた次回にでも)   このエバポレーターからガス漏れが発生していると     分かりにくいかもしれませんが、漏れたガスで濡れていました。   エアコンの修理は下手をすると車の買い替えを考えるほどの金額になることもあります。 冬場にエアコンのトラブルに気づいていれば、暑い季節を迎えるまでの検討時間くらいは稼げるかもしれませんね。   故障のショックに負けず、何事もプラス思考でいきましょう!     オーナーズショップツカモト 住所 〒836-0004 福岡県大牟田市大字手鎌355-2 TEL 0944-57-0128 営業時間 9:00〜18:00 定休日 第1・3・5の日曜日および祝日 アクセス 西鉄銀水駅より徒歩3分 当店Facebookはこちらから…

新品クラッチロッド
2017年01月19日

≪修理事例≫クラッチペダルが戻らない

みなさんこんにちは。   今回は走行中にクラッチペダルが使えなくなって緊急停車したシルビア(S14)のお話です。   マニュアル車に乗ったことがない人は、まったくわからないかもしれませんので少し説明から。   マニュアル車を走らせるためには、一般的にエンジンを掛ける(シフトはニュートラル位置)→クラッチを踏みこむ→シフトを1速に入れる→クラッチの踏み込みをゆっくり戻しながらアクセルペダルをゆっくり踏み込む→車が進みだす。 と、こんな手順で車が発進しますが、足の力を抜けば勝手に戻るようになっているクラッチペダルが戻ってこなくなったため走行できなくなったということです。   さらに言うと、本来はクラッチペダルを踏み込むことでクラッチが切れる(シフトが入れられる)という状態になるのですが、部品が破損しているためクラッチペダルを踏みこんでもクラッチが切れない(シフトが入れられない)状態になっていました。こうなると前にも後ろにも進みません。   一般的にはもう車を動かせないと諦めるところ状態ですが、やり方?乗り方?を知っている私たちは環境しだいでは動かしたりします。   やり方はさておき、今回の原因は、クラッチマスターを操作するためのロッドの破損でした。金属製ですが、年数も経っていたこともあり割れてしまったようです。 壊れた部品は撮り忘れてしまいましたが、部品右側の金属が折れてロッドを動かせなくなっていました。     普段は見ない部品でもあるため、ある日突然に起こる現象です。そしてもちろん当事者はかなり驚きます。   これ以外にも異常事態に出くわした時には無理せず安全な場所に停車することをお勧めします。   緊急事態には積載車での対応も致します。困った時はまずはお電話下さい。       オーナーズショップツカモト 住所 〒836-0004 福岡県大牟田市大字手鎌355-2 TEL 0944-57-0128 営業時間 9:00〜18:00 定休日 第1・3・5の日曜日および祝日 アクセス 西鉄銀水駅より徒歩3分 当店Facebookはこちらから http://bit.ly/29IwjPB

触媒の損傷
2017年01月17日

≪修理事例≫排気音が大きくなったのですが

みなさんこんにちは。   今回は排気音が大きくなった自動車の修理事例です。   通常、排気音が大きくなったというと排気パイプに穴が開いたり、排気パイプの接合部から排気漏れってことが多いのですが、そんな様子はありません。   そうなると、マフラー自体の消音機能が落ちているってことになります。   以前にもマフラー太鼓部が損傷し中身が出てきて、排気音が大きくなったためにリアマフラーの交換というのをご紹介しました。   今回も確かにリアマフラーがご臨終して排気音が増大していたんですが、それだけではわざわざここに紹介する意味もありません。   何が違ったかと言うと、リアマフラーを終わらせた原因が別にあるということ。   リアマフラーとエンジンまではパイプでつながっていますが、その間には触媒という高価な部品がついています。   車種によって触媒単体でパイプとパイプの間についているものもあれば、パイプと一体になっているものもあります。   今回はパイプというか、エキゾーストマニホールドと一体となっているタイプでした。   とりあえず、触媒の出口から覗き込むと、あるべきものがありません。     熱い燃焼ガス(排気ガス)を通すだけの、単なるの筒になってました。 これでは当然、触媒としての機能はありません。 もちろん排気ガステスターで計測すると車検に通らない数値が出ます。       こちらがちゃんとした触媒を覗いたところです。   網状のものが見えると思います。(触媒についての内容は別の機会にでもご紹介します)     ある程度の熱が入らないと効果を発揮できない触媒なのですが、燃焼ガス温度が高すぎると今回のように破損してしまいます。   燃焼ガス温度が上がり過ぎる原因は、たとえば劣化したプラグを使っていることでちゃんとした火花が得られず未燃焼ガスが発生するなどです。   えっ?っと思った方もいるかもしれませんね。   そうなんです。エンジンが掛かるから、普通に走っているからとまだいいか。とプラグの交換をないがしろにしていると、触媒損傷でもっと高い修理代になるかもしれませんよ。   最近はプラグも長寿命タイプのものが増えたので、昔ほどちょくちょく交換する必要はなくなりましたが、そろそろ交換時期ですよとアドバイスを受けた時には素直に交換しておいた方がいいと思いますよ。   もちろん信用できる整備工場からのアドバイスであることが前提ですが。   車の修理や購入のご相談など、お気軽にお申し付けください。     オーナーズショップツカモト 住所 〒836-0004 福岡県大牟田市大字手鎌355-2 TEL 0944-57-0128…

ドライブプレートの損傷
2017年01月14日

≪修理事例≫ドライブプレートの交換

みなさんこんにちは。   エンジン掛けたら異音がするようになった!エンジンから変な音がするんです!と整備工場に駆け込む。   多くの方がそんな経験をされたことがあるのではないでしょうか。   そして、その異音はキュルキュル、シャラシャラ、コトコト、カチャカチャと原因によって様々あります。   ベルトが原因だったり、プーリーが原因だったり、もしくはコンプレッサーなどなど。   エンジンから音がするとよく言われるのですが、上記したように最近の自動車だとエンジン本体からの異音は少ないかもしれません。   概ね、エンジン周辺にある部品からの発生する異音のためエンジンから音がと思われるようです。   今回はそんな異音に関する修理事例です。   車はS200VのハイゼットカーゴのAT車でした。   カタカタと言うかカツカツと言うかといった異音でご入庫いただきました。   異音の個所を特定した結果、ドライブプレートという部品の損傷の可能性が高いということで、お客様に説明しATをとりはずさせてもらいました。     はい、エンジンとATをつなぐドライブプレートという部品に見事な亀裂が入ってました。   異音の原因はこれでしょう。 また、AT側のトルクコンバータという部品も取り付け面が削れてしまい酷い段差が付いてしまっていました。 残念でなりません。     安い修理ではないので、買い替えの検討も含め、各種の修理方法もお伝えした中からご決断いただき、修理を行わせていただきました。   大牟田市岬のH様、今回のご入庫ありがとうございました。     オーナーズショップツカモト 住所 〒836-0004 福岡県大牟田市大字手鎌355-2 TEL 0944-57-0128 営業時間 9:00〜18:00 定休日 第1・3・5の日曜日および祝日 アクセス 西鉄銀水駅より徒歩3分 当店Facebookはこちらから http://bit.ly/29IwjPB