修理事例
≪修理事例≫ステアリングタイロッドのガタ
皆さんこんにちは。 運転していてハンドルに違和感を感じたことはありませんか? 今回はこの違和感の原因の一つをご紹介します。 ハンドルを切るとタイヤが左右に向きを変えますが、このために必要な部品にガタが出てくると違和感を感じたりします。 軽度であれば感じない事も多いので車検の点検で発見されることもしばしばあります。 ステアリング操作時に音が出るようになったり、ステアリング操作と車体の動きにズレを感じるようならこれが原因かもしれませんよ。 ガタが大きくでると危険性が増すので車検を通すためには交換が必要になります。 部品単体で見るとこんな感じです。 タイロッドは交換したら終わりではありません。 車の直進性能に関係するので、交換後にタイヤがまっすぐ転がるかの検査を行います。 当店にはテスターがあるので、それを使って計測します。 写真を見ての通り目盛にはGOODからBADまでの範囲があるので、GOODの範囲にあれば車検もOKとなります。 今回はギリギリOKの範囲に入っていましたが、BADになっていることもあります。 余裕でOKの範囲に調整して、ステアリングタイロッド交換作業の終了です。 BADのままで使っていると、まっすぐ走らなかったり、タイヤの肩減りが出たりと大変です。 ですが設備を置かないとここまでの調整は難しいです。 同じ交換修理でもどこまでできるかはお店によって変わります。 車に違和感を感じたら、まずはご相談ください。 オーナーズショップツカモト 住所 〒836-0004 福岡県大牟田市大字手鎌355-2 TEL 0944-57-0128 営業時間 9:00〜18:00 定休日 第1・3・5の日曜日および祝日 アクセス 西鉄銀水駅より徒歩3分 当店Facebookはこちらから http://bit.ly/29IwjPB
≪修理事例≫ベアリングの損傷
皆さんこんにちは。 自動車の運転していてゴロゴロやゴォーゴォーといった音が気になったことがありませんか? 自動車の部品が本調子でないと以前はなかった音が出たりします。 つまり車の部品に何かしらの異常が出ている証拠です。 しかし、運転していても音以外の異常を感じないのでそのままにているお客様も少なくないようです。 ところがこの症状、最悪の場合は走行時に回るべきタイヤが回らず走行不能に陥る可能性もあります。 最悪のパターンで大惨事になる前に修理をすることをお勧めします。 そこで今回はこの音の原因の一例をご紹介します。 それがハブベアリングと呼ばれる部品です。 タイヤと車体をつなげる部分に付いている部品で、タイヤの回転とともに回っています。 つまり車の動きに連動してグルグル回っていますので、車の速度で音の感じも変わったりします。 ご自身で確認する時は耳を澄まして聴いてみてください。 この部位は車検にも影響します。 といっても先述した音がというよりタイヤをしっかり固定できないガタが問題になります。 つまり少々の異音という症状が出ていても車検は通ってしまうわけです。 故にそのまま通すか交換しておくかはお客様の判断になるケースもあります。 言われたこと無いから大丈夫と思っていたらそれは危険な思い込みかもしれません。 車検に影響するガタがないために、異音の確認がされていない場合もありますので。 わかりやすい写真を撮っていたのでご紹介します。 左が汚れてますがまだ無事な状態のベアリング。右が損傷したベアリングです。 二重の輪の中にボールとグリスが入っていてボールを軸に輪っかが回転するのですが、中にあるはずのボールが所々なくなっています。 本来は外れないサイズのボールですが、摩擦で削られて小さくなるとポロリと外れてしまいます。 これではスムーズに回転するはずもありませんね。 こんな状態で走行していたのかと思うとゾッとしますよね。 破損した部品をまざまざと見ると誰しもがそう思われます。 整備のタイミングは車検時にこだわらず、異常を感じたらすぐに行うことをお勧めします。 さて、ここからはトラックや箱バンなどですが、当店で車検時に行っている予防整備についてです。 リアのブレーキを分解すると、こんな状態です。 この車はリアブレーキがドラム式というタイプなので、ブレーキパッドではなく、ブレーキシューというものが組み込まれています。 オイル漏れやシューの消耗状態などを点検し、問題がなければ、清掃・調整をして終了。 車検整備はこれでOKなんですけど、今回は予防整備でベアリンググリスも入れ替えます。(エコノミープランは除く) さっきのとは形状が違いますが、これもベアリングです。 金属が痛む原因は概ね金属同士の摩擦です。それを防ぐ役目もあるのがグリスです。 このグリスを新しいものと入れ替えます。 上の写真では黒く汚れていますが、本来は下の写真のような色をしています。 入れ替えを進めると新しいグリスがニョキっと出てきます。 グリスが新しくなればもちろんベアリングの持ちもよくなります。 けっこう汚れるし面倒な作業ですが、こういうところが長持ちの秘訣です。 ハードに使う作業車などは特にメンテナンス次第で長持ちさせることができます。 それは結果的に経費削減にもつながりますよ。…
≪修理事例≫中から開くのに外からは開かないドア
さて、今回はロックは解除されているのに外から開かないスライドドアの事例です。 まず初めに試すのは、ヒラケゴマ!(ノ^▽^)ノと唱える! やっぱり開きません。。。ですよねぇ でも、中からは開くんですけどね(汗) 以前は鍵が開かない、開かずの扉でしたが、今日はスライドしない開かずの扉です。 室内からは開くってことは鍵の解錠はできてますので、外側のドアノブの根元が割れたかな?と思って外からみてみるも、そんな感じはなし・・・ とりあえず、内張りはずして中を点検! 軽の箱バンだったので、集中ドアロックもパワーウインドウもなくいたってシンプルです。 この状態でアウターノブを引くと、部品はちゃんと動いてます・・・ もう一度、よ~く動きをみてみると・・・ なるほどねぇ原因が判明しました。 さっそく手直ししてサクサク開くようになりました(≧▽≦)♪ 開かない原因もいろいろです。 ノアやvoxyやアルファードなどの電動スライドドア系の開閉不良については別の原因が多いようですのでまた今度ご紹介します。 むしろ同じ原因であってくれた方が修理代が安く済むのですがねぇ 楽ちん、便利を手に入れるためにはそれなりにお金が掛かるのですねぇ・・・ 車の困ったがありましたらお気軽にお申し付けください。 オーナーズショップツカモト 住所 〒836-0004 福岡県大牟田市大字手鎌355-2 TEL 0944-57-0128 営業時間 9:00〜18:00 定休日 第1・3・5の日曜日および祝日 アクセス 西鉄銀水駅より徒歩3分 当店Facebookはこちらから http://bit.ly/29IwjPB
≪修理事例≫ドアの鍵が開かなくなりました。
その扉の向こうには何があるのか・・・ ここに、いつしか開かなくなった扉がある。 人は開かずの扉と呼ぶ・・・ みなさんこんにちは。 ちょっとミステリアスに始めてみましたが、助手席のドアキーが壊れたって話です(笑) ドアが開かないのをそのままにしていては不便で困りますよね。 車検のついでにこの故障も直してと依頼を受けました。 早速内張り外して点検! 問題は鍵にあるのか、鍵穴にあるのか、はたまた別の何かなのか そこに見えた光景は はい、ロッドがはずれてました(^▽^; 鍵を回すと、中の部品が動いてロックが解除される仕組みです。(運転席側も同様です) 写真で説明すると、鍵を回すと黄色い部品が動きます。そしてそこからつながっているロッドで、また次の部品が動き、ロックが解除されます。 途中でつながってないんじゃ開くものも開きませんよね(* ̄m ̄) 正常につなぎ直してあげました♪ 当たり前ですが、サクサク解除するようになりましたよ 黄色い部品はプラスチックなので、割れてはずれることもありますが、今回は破損していなかったので、単純に付け直しできました。 今回の事例のように車検と一緒に修理しておいた方がお客様の手間も省けますし、工賃がお得になる個所もありますのでお気軽にお申し付けください。 オーナーズショップツカモト 住所 〒836-0004 福岡県大牟田市大字手鎌355-2 TEL 0944-57-0128 営業時間 9:00〜18:00 定休日 第1・3・5の日曜日および祝日 アクセス 西鉄銀水駅より徒歩3分 当店Facebookはこちらから http://bit.ly/29IwjPB
≪修理事例≫ブレーキパッドの交換時期
以前にブレーキからの異音が出るということでお預かりした修理事例をご紹介しましたが、 今回はブレーキに不調を感じる前の時点をご紹介します。 みなさんはブレーキパッドを単体で見たことがありますか? こちらがその単体での写真 車種はエルグランドで、上がフロント用・下がリア用です。 かなり大きさが違いますが、ほとんどの車はフロントブレーキを重視しているので、こんな感じが多いですね。 (リアがドラム式の車種だとまた形状が違います) 重視されている分、減り方もフロントの方が早いです。 外車や一部国産ではリアの方が減りが早いなんてのもあるようですが。 また脱線すると話が長くなるんで本題に戻します(笑) こちらは減ったパッドにローターに見立てた鉄板をくっつけた写真です。 わかりにくいかな? ブレーキを踏んだ時、キィキィ音がしたことがありませんか? その音は、パッド自体で出ることもありますが、パッドが減ってますよというお知らせの音でもあります。 鉄板に当たりそうになっている箇所(上側の少し隙間が空いているところ)でローターにその金具が当たって出る音なんですよ。 で、お互い金属なので放置しているとローターに大きな傷をつけてしまいます。 この金具がついていない車種やブレーキパッドも有り、その場合パッドが限界以上にまで減っていることに気づかれずローターまで交換になるお客様もいます。 つまり余計な出費となるわけです。 車検基準で見ると、この写真の状態のブレーキパッドなら十分車検には通ります。残量検査はクリアです。だから絶対交換してくださいではありません。 しかし、一般的にブレーキパッドの減り方は、半分を超えるとその先は減りが早くなります。 この写真の状態から金属音が出るまでにそう時間は掛かりません(交換時期が来る)というのが、私たちの見方です。 なので説明を行い交換して良いかのお尋ねをします。 替えるにこしたことはありませんが、安いものではないし、お客様にも予算がありますからね。 ただ車検時に交換であれば、お店によって工賃無料、もしくは単体依頼より安く済むというメリットもあります。 うちでは車検時のブレーキパッド交換は工賃無料です。 交換されないお客様でも、今後のメンテナンスとして知っておけば急な出費でアタフタしないで済みます。 こちらは参考までに車種が違いますが新品のブレーキパッドと比較した写真です。 厚みの差は一目瞭然です。 命に直結するブレーキ関係はきちんとした点検整備と早めの対応をお勧めします。 ちなみに、ブレーキ等の分解整備作業は許可を受けた工場しかできません。 代行車検やユーザー車検などでは対応できませんのでご注意ください。 オーナーズショップツカモト 住所 〒836-0004 福岡県大牟田市大字手鎌355-2 TEL 0944-57-0128 営業時間 9:00〜18:00 定休日…