修理事例

《修理事例》タイヤの内減り
みなさんこんにちは。 今日も天気に恵まれた一日でした。 明日の天気も良さそうです。 荒尾市にお住まいのお客様の話では、明日はお孫さんの通う小学校の運動会だそうで、場所取りも一筋縄ではいかないと大変そうでした。 私には何もできませんが、ぜひベストプレイスが確保できるよう祈っています。 さて、今週末もそんな行事でのお出掛けや家族や友達とドライブを楽しく終えていただきたいので、出先でのトラブルに見舞われないようにお出掛け前の車のチェックをお勧めいたします。 ということで、前回の修理事例に引き続きタイヤネタで一つご紹介。 本来であれば、タイヤは地面との接地面がほぼ均一に摩耗していくものですが、タイヤ空気圧の管理状態や足回りの状態が悪いと偏った摩耗をしてしまいます。 また、ワゴン車など背が高い車になると横揺れ時にタイヤの外側に負担が大きくなるので外側の摩耗が激しいなど構造上の特性もあります。 なので、そんなワゴン車でもほぼ均一な摩耗になるように外側が強いワゴン(RV)用のタイヤも販売されています。 では早速タイヤをチェック! あっ。。。 残念なほど偏った減り方をしています。 しかもこのタイヤは先ほど話したワゴン車に有りがちの外減りではなく内減り。 外側はまだ大丈夫って感じなのですが、内側になるにつれて酷い状態で最内はワイヤーが出る寸前といった感じでした。 こうなるといつタイヤが破裂(バースト)してもおかしくはありません。遠出する前に気づいて良かったです。 今回の場合だと足回りに異常を抱えている可能性もありますが、それはまた別のお話でご紹介します。 今回お伝えしたかったのは、お客様がご自身でできる簡単な確認点検としてタイヤの内側のチェックもお忘れなくということです。 タイヤが直進状態だと外側は簡単に目につくので気づきやすいのですが、内側は見落としがちです。 フロントタイヤであれば、ハンドルを左右どちらかに切った状態にしてあげると普段は見えないタイヤの内側も良く見えます。 リアタイヤであればリアバンパー側からタイヤを覗きこんで確認してみてください。 それでは楽しい週末をお過ごしください。 当店は、第2・4日曜日は営業しております。ということで明日の日曜日は元気に営業しております! オーナーズショップツカモト 住所 〒836-0004 福岡県大牟田市大字手鎌355-2 TEL 0944-57-0128 営業時間 9:00〜18:00 定休日 第1・3・5の日曜日および祝日 アクセス 西鉄銀水駅より徒歩3分 当店Facebookはこちらから http://bit.ly/29IwjPB

《修理事例》タイヤ内部の損傷
みなさんこんんちは。 人間の場合、捻挫や骨折などの怪我または病気などでも腫れたりして医者に診察してもらうことがあります。 では車の場合はどうでしょうか? 車が腫れるって何よ?ボディをぶつけて凹む事はあっても腫れることはないでしょ。 そんな風に思っていませんか? 確かにボディに関してはそうですが、タイヤなどのゴム製品に関してはそうでもないんですよ。 今回はそんな事例をご紹介します。 早速ですが腫れたタイヤがこちら! ね、ぽっこり腫れてるでしょ(笑) 外から見た感じは傷もなく、なんで腫れてるの?って感じです。 でも「まぁ見た目に傷もないし大丈夫でしょう」っていう判断はご勘弁ください。 タイヤがこうなってたら交換です。 これは強い衝撃がタイヤに加わった時にタイヤ内部に損傷を受けている時の状態なんです。 なので、タイヤを外して中を覗いてみると。 はい、しっかりと傷があるのが分かります。 タイヤのゴム層には間にワイヤーが入っているのですが、それが切れた部分ができた状態です。 つまり支えになるワイヤがなくなったために外側にぽっこり腫れてしまうわけです。 というわけで、もちろん強度も落ちますので、そのまま使っていると危険なんですね。 これは空いた穴をふさぐパンク修理とはわけが違うので、残念ながらどんなにタイヤが新しくても交換するしかありません。 大きなタイヤになればなるほど値段も高くなるので、精神的にもお財布的もダメージが大きくなります。 無駄な出費を避けるためにも、無理な運転や荒っぽい運転はやめましょう。 とは言え、タイヤは消耗品です。必ず交換時期はやってきます。 タイヤ交換ではくとも劣化や摩耗状態、空気圧点検だけのご利用もお気軽にお申し付けください。 オーナーズショップツカモト 住所 〒836-0004 福岡県大牟田市大字手鎌355-2 TEL 0944-57-0128 営業時間 9:00〜18:00 定休日 第1・3・5の日曜日および祝日 アクセス…

《修理事例》勝手に作動する方向指示器(ウインカー)
みさなんこんにちは。 昨日は少し気温が低かったかと思いきや今日は暑いくらいの一日でしたね。 体調管理にはご注意くださいね。 さて、今回はタイトルの通り勝手に作動するウインカーについてご紹介します。 オートライトなど勝手に作動するライトは以前からあります。また最近ではオートマチックハイビームなるもので、ハイビームすら勝手にやってくれる機能がでていますが、いまだに勝手に作動するウインカーは存在しません。 ところが、お客様曰くたまに勝手にウインカーが作動している時があるとの訴え。 しかも曲がりたくもないのに。 曲がるところで作動しているならいつの間にそんな便利な機能が!ついにウインカーもオート化されたのかとなるところですが、オートライトと違って完全に迷惑な機能(不具合)です。これが不具合でなければホラー系の話になりますが結末はいかに。。。 ということで、問診でくわしく症状と状況の確認を。 お客さん、この勝手に作動する現象は怪奇現象で、この車は何かに取り憑かれてますね。動物をはねたりしませんでしたか? なんて冗談話から入りつつ、詳しくお話を伺うと、症状はたまに出現するだけだが左折後しか出ていない気がする。勝手に作動したのは右ウインカーだけ。左は出たこと無いと思う。とのこと。 たまにしか出現しないというのがやっかいですが、とりあえず試運転してみました。 症状は左折後の時だけとの印象だったので、とにかく左曲がりで近所をグルグル。 至って普通。。。やはりたまにしか症状が出ないというのはやっかいですね。 お客様の車はスカイラインハイブリッド(HV37)でまだ車も新しく、メーカーをはじめ各方面に問い合わせても類似情報すらありませんでした。 メーカー保証も効く期間でしたが、ディーラーに出したところでディーラーも症状が確認できないことには保証対応してもらえません。 しばらく様子見てみてくださいで終わりなのが常。 そして様子見てるうちに保証期間切れなんてことにもなりかねません。 そんな事にならないように何とか再現したいところ。 そこで、近所をグルグルの試運転から状況を変えて、大通りからの大きな交差点を使っての試運転をトライしてみることに。 すると出ました! 状況は左折指示を出した状態からクリアな状況の交差点を軽快なハンドリングで左折。 左折後にセルフステアでハンドルがクルクルっと右回転してきたところで右ウインカーがピカッときました! そういうことかよぉ( ̄▽ ̄; 作動理由がわかったので、以後100%症状の再現が可能になりました。 ということで、ディーラーにてメーカー保証でしっかり対応していただきました。 お客様にはご心配お掛けしましたが、金銭的なご負担は掛けることはなく修理完了できて良かったです。 ところで、ウインカーの自動化は無理かなと思ってましたが、自動運転なるものの出てきたので、もしかしたら近いうちにはナビで目的地設定した時だけでも曲がる場所や合流地点では勝手にウインカーが点くような機能が出てくるかもしれませんね。 お車のトラブルやお悩みなどありましたらお気軽にご相談くださいね。 オーナーズショップツカモト 住所 〒836-0004 福岡県大牟田市大字手鎌355-2 TEL 0944-57-0128 営業時間 9:00〜18:00 定休日 第1・3・5の日曜日および祝日 アクセス 西鉄銀水駅より徒歩3分 当店Facebookはこちらから…

《修理事例》スマートキーシステム警告灯の点灯
みなさんこんにちは。 自動車のメーターパネル内には状況に応じて色々なランプが点灯するようになっています。 作動状態を知らせるランプ(概ねグリーン)はECOランプや方向指示器などですね こちらは点いて正常、点かない場合は異常です。 逆に異常をお知らせするランプ(オレンジやレッド)はエンジン警告灯や水温警告灯などですね こちらは点かなくて正常、点いたら異常です。 自動車の取り扱い説明書には、各ランプの名称や何を示しているのか丁寧に記載してあるので時間の有る方は一度確認してみてください。 普段はどんなマークがあるのか意識しないと思いますが最近の車には新しいマークの警告灯が出ていますよ。 今回はその中のひとつをホンダの人気車種ヴェゼルを使ってご紹介します。 どの車もエンジンを掛けると、メーター内のランプ類がすべて点灯します(正確にはエンジン始動前のキーON状態で点灯)が、この時に点灯しないのも異常です。 つまり、エンジン始動前からすでに点検項目はスタートしているということです。 点灯状態はこんな感じですね。 この画像を見て、このマークは何?ってのがあるのではないでしょうか。 メーカーや車種によって有るものと無いものはありますので、ご自分の車も見てみてください。 で、正常であればブレーキ警告灯やシートベルト警告灯等を除いて消えます。 なのに消えない警告灯があれば何かの異常をお知らせしているという事になります。 下手くそな加工画像で申し訳ないですがこんな状態になります。 さて、このオレンジ色のマークは何でしょう? 形状からしてキー関係だろう察しがつくと思います。 正解はスマートキーシステム警告灯です。 つまり、スマートキー車にしか付いていない警告灯ということになります。 スマートキーも10年くらい前から出ていますので、今となっては珍しい機能ではないのですが、警告灯だけ見ることもないかと思い採用してみました。 話が逸れましたが、警告灯は色々なセンサーからの情報を基に割り当てられた警告灯を点灯させるので、これが点いたから何が原因と特定できるわけではありません。 そこで診断機の登場です。 これでスピーディーに警告灯が点いている原因を特定できます。多い時は複数の原因を拾い上げますが、関係性で異常と判断する場合もあるので、元凶を直せば他も直るということもあります。 今回の警告灯の場合であれば、スマートキー自体の異常を検知したのだろうと思いがちですが、スマートキーシステムの警告灯なので、キー(リモコン)の方ではなくスタートスイッチの異常ということもあります。 ちなみに、スマートキーの電池消耗程度ではどのメーカーもオレンジランプでのお知らせはしません。 年式・車種によってはお知らせ機能がないものもありますが、最近の車の場合でしたら電池消耗のお知らせは別に用意されているのでそちらの案内を見落とさないようにしてください。 何はともあれ、警告灯の点灯は故障個所が一か所に決まっているわけではないので、放置せずに速やかに点検に出し原因の特定をお勧めいたします。 ネットで見てこれが原因かと思い込み、自分で交換したけど直らないなんてのはもったいなですからね。 警告灯は点かないまでも、あれ?っと思う事があればお気軽にご相談ください。 …

《修理事例》シート表皮の破れ
みなさんこんにちは。 みなさんの自動車の使用頻度ってどれくらいですかね? 毎日の通勤で使う人や週末だけの人などでかなり違いはあると思いますが、それでも思いがけずシートの表面を汚してしまったり、破れてしまったり、煙草の焦げ穴を作ってしまったりとシートに関するトラブルが発生する事があります。 今日はそんなシートに関する修理事例をご紹介します。 今回のお車はエブリィバンでシート表皮がビニール製のものでした。 このビニール製のタイプは、メーカー問わずどうしても痛みやすく表皮の破れが絶えません。 おまけに破れたまま使用を続けていたため、中のクッションまでえぐれてしまっていました。 中古で程度が良いものがあれば、それと丸っと交換が手っとり早くて安く済むのですが、先ほど書いたとおりどれも痛みが激しく思うようなシートが出てこなかったため、表皮だけ新品で交換する事になりました。 こちらがシートを分解し、表皮をはがした状態 えぐれたままだと破れやすくなるので、いらなくなったシートスポンジを切り取り埋めました。 すっぽり着せかえて、元通りに組み立てて完成! 作業自体は難しくはないのですが、シートの脱着やら分解やらと面倒くさい作業になります。 シート表皮自体もそこそこのお値段がしますし、下取りや買い取りの際の査定にも大きく影響するので、布製のシート表皮も破ったり、焦げ穴作ったりしないように気をつけることをお勧めします。 おまけの話ですが、市販のシートカバーをつけると、背中の面(内側へえぐれた曲面部分)がブカブカしますよね? 純正シートはそうならないように、スポンジ側にはこんなのがついています。 表皮側はこんな風になっていて、スポンジ側と表皮側がマジックテープでぴったりくっつきブカブカしないようになっているんですよ。 オーナーズショップツカモト 住所 〒836-0004 福岡県大牟田市大字手鎌355-2 TEL 0944-57-0128 営業時間 9:00〜18:00 定休日 第1・3・5の日曜日および祝日 アクセス 西鉄銀水駅より徒歩3分…