《修理事例》スマートキーシステム警告灯の点灯

みなさんこんにちは。

 

自動車のメーターパネル内には状況に応じて色々なランプが点灯するようになっています。

 

作動状態を知らせるランプ(概ねグリーン)はECOランプや方向指示器などですね
こちらは点いて正常、点かない場合は異常です。

 

逆に異常をお知らせするランプ(オレンジやレッド)はエンジン警告灯や水温警告灯などですね
こちらは点かなくて正常、点いたら異常です。

 

自動車の取り扱い説明書には、各ランプの名称や何を示しているのか丁寧に記載してあるので時間の有る方は一度確認してみてください。

普段はどんなマークがあるのか意識しないと思いますが最近の車には新しいマークの警告灯が出ていますよ。

 

今回はその中のひとつをホンダの人気車種ヴェゼルを使ってご紹介します。

 

どの車もエンジンを掛けると、メーター内のランプ類がすべて点灯します(正確にはエンジン始動前のキーON状態で点灯)が、この時に点灯しないのも異常です。

つまり、エンジン始動前からすでに点検項目はスタートしているということです。

 

点灯状態はこんな感じですね。

 

20170424-01

 

この画像を見て、このマークは何?ってのがあるのではないでしょうか。

メーカーや車種によって有るものと無いものはありますので、ご自分の車も見てみてください。

 

で、正常であればブレーキ警告灯やシートベルト警告灯等を除いて消えます。

なのに消えない警告灯があれば何かの異常をお知らせしているという事になります。

 

下手くそな加工画像で申し訳ないですがこんな状態になります。

 

20170424-02

 

 

さて、このオレンジ色のマークは何でしょう?

 

形状からしてキー関係だろう察しがつくと思います。

正解はスマートキーシステム警告灯です。

つまり、スマートキー車にしか付いていない警告灯ということになります。

スマートキーも10年くらい前から出ていますので、今となっては珍しい機能ではないのですが、警告灯だけ見ることもないかと思い採用してみました。

 

話が逸れましたが、警告灯は色々なセンサーからの情報を基に割り当てられた警告灯を点灯させるので、これが点いたから何が原因と特定できるわけではありません。

そこで診断機の登場です。

これでスピーディーに警告灯が点いている原因を特定できます。多い時は複数の原因を拾い上げますが、関係性で異常と判断する場合もあるので、元凶を直せば他も直るということもあります。

 

今回の警告灯の場合であれば、スマートキー自体の異常を検知したのだろうと思いがちですが、スマートキーシステムの警告灯なので、キー(リモコン)の方ではなくスタートスイッチの異常ということもあります。

 

20170424-03

 

 

ちなみに、スマートキーの電池消耗程度ではどのメーカーもオレンジランプでのお知らせはしません。

年式・車種によってはお知らせ機能がないものもありますが、最近の車の場合でしたら電池消耗のお知らせは別に用意されているのでそちらの案内を見落とさないようにしてください。

 

何はともあれ、警告灯の点灯は故障個所が一か所に決まっているわけではないので、放置せずに速やかに点検に出し原因の特定をお勧めいたします。

ネットで見てこれが原因かと思い込み、自分で交換したけど直らないなんてのはもったいなですからね。

 

警告灯は点かないまでも、あれ?っと思う事があればお気軽にご相談ください。

 

 

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