《修理事例》シート表皮の破れ

みなさんこんにちは。

 

みなさんの自動車の使用頻度ってどれくらいですかね?

 

毎日の通勤で使う人や週末だけの人などでかなり違いはあると思いますが、それでも思いがけずシートの表面を汚してしまったり、破れてしまったり、煙草の焦げ穴を作ってしまったりとシートに関するトラブルが発生する事があります。

 

今日はそんなシートに関する修理事例をご紹介します。

 

今回のお車はエブリィバンでシート表皮がビニール製のものでした。

 

このビニール製のタイプは、メーカー問わずどうしても痛みやすく表皮の破れが絶えません。

 

おまけに破れたまま使用を続けていたため、中のクッションまでえぐれてしまっていました。

 

中古で程度が良いものがあれば、それと丸っと交換が手っとり早くて安く済むのですが、先ほど書いたとおりどれも痛みが激しく思うようなシートが出てこなかったため、表皮だけ新品で交換する事になりました。

 

こちらがシートを分解し、表皮をはがした状態

 

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えぐれたままだと破れやすくなるので、いらなくなったシートスポンジを切り取り埋めました。

 

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すっぽり着せかえて、元通りに組み立てて完成!

 

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作業自体は難しくはないのですが、シートの脱着やら分解やらと面倒くさい作業になります。

 

シート表皮自体もそこそこのお値段がしますし、下取りや買い取りの際の査定にも大きく影響するので、布製のシート表皮も破ったり、焦げ穴作ったりしないように気をつけることをお勧めします。

 

おまけの話ですが、市販のシートカバーをつけると、背中の面(内側へえぐれた曲面部分)がブカブカしますよね?

 

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純正シートはそうならないように、スポンジ側にはこんなのがついています。

 

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表皮側はこんな風になっていて、スポンジ側と表皮側がマジックテープでぴったりくっつきブカブカしないようになっているんですよ。

 

 

 

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