ウィンカーが故障したまま運転するのは交通違反?

ハンドルやブレーキに不具合がある状態で公道を走ると車の操作に影響がでるため大変危険ですし、交通違反の対象です。
では、もしウィンカーが壊れたまま公道を走行したら、交通違反になるのでしょうか?
ウィンカーが壊れた時の対処法や、不具合の種類についてお話します。

ウィンカーが故障した状態での運転は交通違反

周囲に右左折の意思を知らせるウィンカーは、車の大切な保安部品の一つです。
この部品が故障して、周りにどちらに曲がるか知らせることができない状態で走るのは交通違反。
「整備不良車両の運転の禁止」違反として、1点減点・7千円の違反金または5万円以下の罰金が課せられます。
走行前にブレーキや車の周囲の確認・ウィンカーの点検を行い、正常に作動するかどうか確認しましょう。

ウィンカーの異常と対処法

ウィンカーの異常は、点灯しないこと以外にも、点滅の速さが早すぎたり遅すぎたりすることがあります。
修理は、ランプの交換など自分で対処できることもありますが、基本的には業者に修理するのがおすすめです。
依頼ヵ所の修理だけでなく、他の部分の不備などを見つけてくれる場合があるので、車の異常に早く気付くことができます。

点灯しない

コンデンサの劣化やヒューズ切れが主な原因です。
ウィンカーリレーごとの交換が必要でしょう。

点滅が早すぎたり遅すぎたりする

ウィンカーの点滅の速度は、1分60~120回と決められています。
点滅が早すぎる場合は、左右どちらかの電球が切れかかっていたり、供給される電力が低かったりと、原因の見極めが難しいです。
いつもと違うと感じたら、業者で点検してもらいましょう。

まとめ

ウィンカーが故障したまま公道を走るのは、交通違反になります。
点灯しないこと以外にも、いつもと違うと感じることがあれば、すぐに点検・修理を依頼しましょう。
安全運転のためにも、日頃から車の日常点検をしてから運転するようにしてみてくださいね。