ドライブレコーダーの購入を安さにつられて失敗しないために。

最近話題となっているドライブレコーダー。
各メーカーから発売されていて性能や機能によって値段も様々。
そうなってくるとどれを選んでいいのかわからないというお客様も多いのではないでしょうか。
そこで今回は少しだけドライブレコーダーの機能、性能をご紹介しますので参考にしていただければ幸いです。

 

さて、購入にあたって避けて通れない悩み所は購入費用。
値段は気にせず高機能、高性能を買うと言う人には関係ないかもしれませんが、大半の人はコスパが高い(値段の割に使える)商品を欲しいと思っていると思います。
私もそうです。
在庫処分や安さにつられて買ってはみたものの役に立たなきゃ意味ないですからね。

 

そこで、安さにつられてドライブレコーダーの購入に失敗しないためには、欲しい機能や必要な性能、それらの有無を判断するための言葉を知っておくこと!
ということで、巷で人気のドライブレコーダーを参考に出てくる言葉についてご紹介します。

 

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メーカー:コムテック(COMTEC)
商品型式:HDR-352GHP
謳い文句は安心の日本製、製品3年保証。駐車監視機能搭載 フルスペックコンパクトモデル
何やら凄そうです。

フルスペックなのでとりあえずこれにしておけば間違いはなさそうですが、検討項目はこのフルスペックの機能や性能が自分にとって必要なのかどうかになってきます。
では、実際に記載されている言葉から機能や性能を見ていきます。
駐車監視機能搭載!とは、駐車中(エンジンOFF時)も撮影をしてくれる機能です。

駐車場などの当て逃げ犯を映像に残してくれるかもしれませんね。
自分の車の被害だけでなく、他の人の被害を捕えていれば人助けにもなるかもしれません。

駐車中の録画時間は4パターンから設定可能。

またバッテリー上がり防止のために車のバッテリーが設定電圧を下回ると自動的に録画を停止するようになっているので、朝からバッテリー上がりの心配はありません。

それでもバッテリーが上がりを起こした時は、まずはライトの消し忘れや純粋にバッテリーの寿命を疑ってください。

撮影は運転中だけでいいかなと思う人には不要な機能となりますね。

 

全国のLED信号に対応!とは、この機能がないと最近増えているLEDの信号の色を映像に残せないことがあります。

事故で揉める原因は、互いの主張が食い違う事なんですが、よく聞くのがお互い青信号だったの主張。
なので交差点等の事故の際、私は青信号だったから交差点に進入したんだっと主張する時の客観的証拠にもなります。
仮に自分が実際には赤信号だったとしても、客観的証拠があればそれは自分の思い込みであったと素直に受け入れることもできるので、いたずらに長引かせる事もなく事故の謝罪も解決もスムーズに進めることができます。

ちなみに西日本と東日本では信号の設定が違うので使用地域に対応したものを選ばないと意味がありませんのでご注意ください。

 

ノイズ対策済み!とは、車載のナビやTV、ラジオなどのチラつきや雑音などの影響を与えないような対策が施されているということです。
電子部品を取り付け後にTV等の受信状態が悪くなったと思う方は、知らずにノイズ対策がされていない電子部品等をつけているのかもしれませんよ。
音楽しか聞かないという人にはどうでもいいかもしれません。

 

WDR/HDR搭載で白飛びなし!とは、逆光で写真を撮るとよくなるやつで、光の関係で肝心なところが真っ白や真っ黒で分からないとなるのを軽減する機能です。
判別しやすい映像の保存に一役かっています。
映ってないものは諦めるという潔い人は気にならないかもしれません。

 

1/2.7インチ大型イメージセンサー搭載!とは、夜間の撮影も綺麗に撮れる性能を数値で示しています。
本体の値段が下がるほどこの数値が1/3や1/4となっていきます。
昼間しか車を使わない人にとってはどうでもいいところかもしれません。
高画質でナンバーまでくっきり!とは、説明は不要なほど言葉のままですね。これも値段が下がるほど画質(画素数)が下がります。
ちなみにこの機種は200万画素ですが、撮影モードの変更でフルHD、HD、SDと記録保存の画像質が下がります。
画質を下げて撮るほど1枚のSDカードに長時間の録画が可能となります。
つまり、100万画素のカメラでSD保存にするともっと画質は低下することになりますね。

パソコンでSDカードの記録を再生すると、映像を拡大表示にできるのですが、保存画質が悪いと拡大してもナンバーや文字など読み取れない事もあります。

 

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GPS搭載:これがあることで録画された場所の情報やその時の速度、日時も記録されます。
さらに日時に関してはGPSから情報を受け取るので時間の設定が不要です。

パソコンで再生するとグーグルマップも表示されて地図上で走行経路が分かるようになっています。
万が一の事故の記録映像としては、時間、場所、自車の速度まで客観的な証明になりますね。

事故時の映像さえ残っていればいいという人には不要な機能ですね。
2.7インチ液晶:とは、カメラの裏についたモニターのサイズです。これがあると車内で撮った画像を確認できます。

そして2.7インチあればとりあえずその場で確認するには充分なサイズだと思います。
またカメラ設置場所や撮影角度の調整が車内でできるので取り付ける人間にとってはありがたいです。
走行中のモニター状態は好みの状態(撮影画、時計、OFF、車速連動OFF)に設定が可能です。
カメラに異常があればモニターに表示されるので、撮り損ねのリスクも減ります。
基本的にはルームミラー裏など、ドライバーの運転視野の妨げにならない場所に取り付けるためモニターはほとんど見えません。

なので、OFFか車速連動OFFの状態になるかと思います。

ダッシュボードの上に取り付けされる人は、モニターが見えやすいので撮影画面や時計画面でもいいかもしれませんね。

 

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Gセンサー搭載:衝撃を感知した前後の映像を自動で別保存してくれます。
通常の映像はデータ量が一杯になると古いものから上書きされていくので、事故後そのまま乗っていると肝心の事故時の映像が上書きされてしまう可能性があります。

しかしこの機能が別の場所に保存してくれるので保存期間が長くなります。
保存期間が長くなるとは、この別の場所にも容量があるので、一定量になれば古いデータから上書きされてしまうためです。
心配な方は、事故後は本体からSDカードを抜くようにすればいいのですが、実際に大きな事故に合った際にそこまでの余裕があるかは疑問です。
また、Gセンサーが搭載されている事で、ドライブサポートの機能が働きます。
不要と言う人が多そうな機能ではありますが一応ご紹介しておくと、急ハンドルや急加減速など検知し、お知らせしてくれる機能です。
録画・録音:録画については前述した通り、常に録画してるんだけど、衝撃を感知したものは別に保存する機能がついてます。
そしてマニュアル録画機能として任意にスイッチを押した前後の映像を別の場所に保存する機能がありますということです。

安い商品になるとGセンサーがないため、事故時にはマニュアル保存ボタンを押すかSDカードを抜くことになります。
またマニュアル保存のメリットは衝撃はなかったけど面白いものが映ったと思った時にポチっとしておけば、笑劇映像を後で楽しめるところです。
音声録音は車内の音声までも録音してくれます。録音しない設定にもできるので、車内でカラオケ状態の人は万一に備えてOFFがいいかも。

 

再生:これはSDカードを挿入できるパソコンやTVで視聴可能ということです。
事故の証拠映像はTVでは見たくないかもしれませんが、景色のよいドライブ映像なら自宅で振り返って見たり、想い出に保存しておくこともできます。

また事故時の映像ではモニターでわからないナンバーや文字なども、パソコンで見ると画像拡大ができるので読み取れる可能性があがります。
広角レンズ:カメラには撮影範囲があります。狭いものでは左右角90度程度、高価になるほどワイドな撮影になってきます。

事故は正面からとは限らないので、できるだけ広い範囲で撮影してくれる方が安心ですね。
その他、ドライブレコーダーの形状も3パターンほどあります。
紹介したのはモニター一体型の商品になりますが、モニター無しのタイプは小さなカメラだけをフロントガラスに張り付け保存機は別に付けますし、ルームミラータイプの商品もあります。好きなスタイルから絞り込んでいくのも手かもしれません。

ちなみにイクリプスからは、ドライブレコーダー付きのナビも発売されていて、ナビに保存したりナビの画面で映像を見ることができます。

このタイプにカメラを追加して後ろにも付ければ、車両前後を撮影記録することもできるのでより死角が減ります。
あとは電源の取り方に違いがあります。
一番簡単で一般的なのは車両のアクセサリーソケットに差し込んで電源を取るタイプになります。
自分で取り付ける人は電源を取るのが簡単だし、業者に頼んでも取付工賃が安く済んだりというメリットはありますが、配線が出るので車内がスッキリしないデメリットもあります。
綺麗に取り付けたい方は、電源ラインの追加購入でAV機器から電源ラインを取る方法があります。
業者に頼む場合は取付工賃は少し上がりますが、これだと携帯の充電などちょっとした電源の確保のためにアクセサリーソケットを空けておくこともできますよ。
分岐させるソケットもありますが、車内の見えるところで配線がゴチャゴチャしていくばかりでスマートではありません。
電源不良の原因にもなりやすいですし、常時使う電源はやはり裏から確実に取ることをおすすめします。
見た目もスマートになるし、追加の価格以上にやる価値があると思います。

 

長々となってしまいましたが、以上がドライブレコーダーを選ぶときによく見る機能や性能になります。
買ってから後悔しないためにも、求める機能や性能を確保したお気に入りの商品を見つけてくださいね。

 

もちろん当店での購入、取り付けもできますのでお悩み中のお客様はお気軽にご相談ください。

そのほか新車、中古車のご購入、車検、点検、修理のご依頼などお車に関するお悩みはお気軽にご相談ください。

 

 

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